悦の日記


11月24日

曇り空。9時過ぎに病院に着いた、悦は横になっていた。
文音から借りた、植物図鑑と云う単行本を読みきったので、他の本を買って来てとせがまれた。夜寝れないので本を読んでいるのだと云う。寝て欲しい。
通帳の話になり、何度も置き場所が見つからないというので、私が行くよ、車回してと、切れた。悪かった。お母さんの手間、あれこれと家探しは出来ないのだ。頃合を見て、お母さんに断り探す事にする。
昼に一旦帰りウチで食事をした。お母さんは、鬱の状態だ。ずっと立ったままいる。ご飯食べたかどうか尋ねると、ううん、と蚊の鳴くような声で応える。ちゃちゃと卵とソーセージを炒めて、飯出来たと呼んでも、いい反応は来ない。どうしたものか、悩みの種だ溜息が出る。

会社携帯の電源を入れると、ゆみこ姉からメールが届いていた。
島に帰りませんか?
日曜日から火曜日まで帰りませんか?
チケット取れたので帰ります。
土曜日の夜から日曜日かけてだった。オジが亡くなったから葬式の誘いだろう。LINEにこちらの状況を伝えた。

錦糸町のブックオフに寄ったが、読みたいと言ってた、塩の街はなかった。代わりに、百田尚樹の幸福な生活というハードカバー本を買って行ったが、重たいのよ、と。なるほど、配慮が足らなかったね。停電工事の関係で、緊急放送が多く、うるさかった。
吐き気止めの薬を毎日同じぐらいの時間に入れているのだが、効かなくなってきてるのか、一日中吐き気がある。微熱も続いている。
夕方車イスを借りて、病院内散歩に出掛けようとしてた所に、絹が大きな抱き枕を差し入れで持って来てくれ、散歩も車イスを押してくれた。少しだが気分が紛れだと嬉しそうだった。





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